映画「ランディ・ローズ」で鮮明になった不遇時代 2022年に公開されたドキュメンタリー映画「ランディ・ローズ」。関連のコラム『ランディ・ローズ没後40年、ドキュメンタリー映画で明らかになるギターヒーローの輝き』を執筆後に僕も鑑賞したが、ランディが在籍した70年代のクワイエット・ライオットにまつわる描写が多く、バンドそのものにも改めて興味を抱くきっかけとなった。 バイオ等を通じて既知の出来事も、貴重映像や当時のバンドを知る様々な証言を通じてリアリティを帯び、LAのクラブシーンでくすぶっていた姿が鮮明に甦るようだった。同時期に西海岸から飛び出したヴァン・ヘイレンが全米を席巻した後も、彼らは本国でのディールさえ獲得できずにいた。 日本のみで2枚のアルバムリリースを実現したものの、ランディがオジー・オズボーンのオーディションを受け電撃加入。残されたケヴィンらはクワイエット・ライオットの名を封印する
![クワイエット・ライオットの偉業!マイケル・ジャクソン「スリラー」を抜いたヘヴィメタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/703fdcbf0f5b469c76e551675ae349a9eaf9f426/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Freminder.top%2Farticle_img%2F662098636_pic1_og.jpeg%3Fu%3D1)