経済環境の激しい変化のなかでマーケティングの重要性が語られる機会が増えている。だが日本では依然、独立したマーケティング部門を持っている企業はさほど多くない。日本はマーケティングで欧米に立ち遅れているのか――。じつは必ずしもそうではない、というのが米国の専門家の意見だ。国際的規模でマーケティングカンファレンス「ad:tech(アドテック)」を主催するスーザン・マクダーミッド氏とポール・ベックリー氏に聞いた。 欧米で高い評価を受けている日本のデジタルマーケティング ――顧客ニーズをより高い精度で把握し、適正な生産量と在庫をもって販売効率を上げたい、という企業動向がますます顕著です。 マクダーミッド:多くの企業、そして一般の個人までもが、マーケティングの重要性に気づき、注目するようになりました。なかでも最も熱く語られているのが、ITツールを活用したデジタルマーケティングです。 ベックリー :「デ
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