2015年2月27日のブックマーク (1件)

  • ユルバンを気にかけることしばらく 【第5回】短編小説の集い - 思惟ノート

    【第5回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 * タイトル『ユルバンを気にかけることしばらく』 5,000 / 5,000字 * ユルバンがになったと聞いてヒムトはたいそう驚いた。 「だってあいつ、絶対人間になるって言ってたじゃんか」 「そうですね」 キンカは淡々と答える。 「直前で気が変わったのかもしれませんし、希望が通らなかったのかもしれません」 「そういうものかい」 「そういうものです、たぶん」 しかしあのユルバンがねぇ、とヒムトはあごに手を当て考える。と、向こうに天使長が歩いているのが見えた。長い白髪に長い白ひげ。大きな翼を背負い、年老いてなお恰幅のよさを保った男性、に見えるがこの人も天使と言うからには両性具有なのだろうか。いや、無性か? ヒムトは天使でないのでよくわからぬ。が、今気になるのはユルバンのことだ。 「ちょいと天使長様に尋ねてみよう

    kalkwater
    kalkwater 2015/02/27
    久しぶりに書いたぞい!