同僚2人の財布から現金5万円を盗んだとして、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地(静岡県御殿場市中畑)は14日、普通科教導連隊の男性3等陸曹(33)を懲戒免職処分とした。 以前、窃盗被害にあった同僚隊員が、振動を感知すると自動撮影するソフトが入ったスマートフォンを車内に置いており、その撮影画像から3等陸曹が特定されたという。 発表によると、3等陸曹は8月28日午前8時40分頃、同駐屯地敷地内で、同僚隊員の私有車に置いてあった財布から現金3万円を盗むなど計5万円を盗んだとされる。警務隊は19日、窃盗の疑いで静岡地検沼津支部に書類送検する。同隊の調べに対し、3等陸曹は「遊興費ほしさだった」と容疑を認めたという。28日は東富士演習場で富士総合火力演習が行われた日だった。