iMac Retina 5Kを使い始めて1ヶ月が過ぎました。大画面のRetinaディスプレイはとても快適で、もう非Retina環境へは戻れそうにありません。その美しさは高解像度な写真の緻密な表示だけでなく、アウトラインの綺麗な文字などの表示にも表れています。写真的な表現で言うと「線が細い」とでも言うのでしょうか。とにかくいちいち繊細で綺麗なのです。 Retinaディスプレイの良いところは「綺麗」以外にもう一つあって、昔々CRTが主流だった時代のように、表示品質をほぼ保ったまま、ある程度の範囲でデスクトップの表示サイズ(解像度)を選択できる点にもあります。 ということで、iMac 27インチのRetinaディスプレイと解像度の関係についてちょっと考えてみました。 Retinaと疑似解像度の関係 まずはおさらいです。Retinaとは物理的に超高画素な液晶ディスプレイ上に、スケーリングを施した疑