2年間授業料と生活費を頂いた船井財団の奨学金も終わり,2015秋セメスターからは博士の学生をやりつつ研究スタッフ(Graduate Research Assistant,俗にいうRA) として働いている.前セメスターは論文も2本通り,査読の仕事も回って来たりして,ずいぶんとPh.Dの学生らしくなって来たというところだろうか. 時間を割く中心が授業やクオル(前回のブログ参照)といった大学のカリキュラムに従うものから研究へとシフトしつつある.研究は入学時からずっと同じ研究室でドローンの研究をしている. 画像処理とドローンを組み合わせてGPSがなくても室内探査ができるようなシステムを開発している.これを使ってこの5月にAHS (American Helicopter Society)が主催する大会で優勝した.現在は機械学習を取り入れた経路設計なども手を出していて,ややAI寄りの研究になっている.