バージョン3以降のSpring MVCでは、コントローラーのメソッドからJSON文字列を簡単に返却させることができます。以前のバージョンでもビュークラスを独自に拡張することでJSONの返却は一応可能でしたが、最新バージョンでは非常に簡単にJSON対応させることができ、Ajaxライブラリーを使ったWebアプリケーションやサービスの開発が容易になっています。 Ajax Simplifications in Spring 3.0 コントローラーをJSON対応させる手順 コントローラーをJSON対応させるためには、まず、JacksonというJSON処理ライブラリーをクラスパスに通す必要があります。Mavenを使う場合は、pomに以下を追加します。 <dependency> <groupId>org.codehaus.jackson</groupId> <artifactId>jackson-cor