以前のモックフレームワークの技術的制約 今まで私が担当してきたプロジェクトにおいては、モックオブジェクトを使ったJUnitの単体試験はjMockとEasyMockのいずれかのフレームワークを利用して行ってきました。しかし、これらのフレームワークはJavaプラットフォームにおけるコード自動生成の考え方の変遷で説明したように動的プロキシーに基づいているため、以下のような制約がありました。 モック化する対象の型はインターフェースを実装しているか、継承可能なクラスであること モック化するメソッドはfinal、static、privateでないこと*1 モック化するロジックはコンストラクターの呼び出しではないこと モックオブジェクトをテスト対象クラスにDIかパラメーター経由で引き渡すことが可能であること モック化する場合はクラス全体をモック化する必要があること(getterやsetterなどは本物の
ユニットテスト対象のクラスが、別なクラスのstaticメソッドを呼んでインスタンスを取得し、そのインスタンスのメソッドを呼び出し、その戻り値によってロジックが左右されるという場合のテストを想定します。 テスト対象クラス // 気象センサーから取得した気温が30度を超過していたら、 // 異常を報告する気象監視クラス。 package monitor; import sensor.WeatherSensor; import sensor.SensorFactory; public class ThresholdMonitor { private WeatherSensor sensor; public ThresholdMonitor() { sensor = SensorFactory.getWeatherSensor(); } // 気温を監視し30度を超過していたら異常を報告する。 p
テストを書いているとモックオブジェクトを使う機会が多いと思います。そのモックオブジェクトは自前で作るよりは、JMockやMockito*1などのフレームワークを利用した方が楽でしょう。 今回は機能的に、ほぼ最強と思われるJMockitを紹介します。 これが、他のモックフレームワークとの機能比較です。 MockingToolkitComparisonMatrix - jmockit - A feature matrix comparing several mocking toolkits. - Project Hosting on Google Code 機能が多ければ使いやすいか。そんなことはないと思います。しかし、これは使いやすいかもと周りの人からお勧めがあったので、実際に使ってどんなところが使えるのか検証してみたので、書いてみます。あと、最後にScalaで使えるか試してみました。 あ、
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