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ブックマーク / www.japanpen.or.jp (3)

  • 東京都青少年健全育成条例の修正改定案に反対する -日本ペンクラブ-

    東京都は12月の定例都議会に青少年健全育成条例の修正改定案を再提出するという。これは漫画やアニメなどの表現、インターネットや携帯電話などの電子的ツールの法的規制を通じて、青少年の育成環境から有害とされる性情報を排除しようというものだが、用語の変更等による部分的な修正は見られるものの、あいかわらず根において、公権力が人間の内面や言論・表現の自由の領域に関与・介入することに対する謙抑的な配慮が感じられない。 表現やコミュニケーションという民主主義社会の根にかかわる配慮や規制は、自主的・自立的に行われるべきであり、そこにおける主体的な工夫や試行錯誤が大人社会を成熟させるだけでなく、青少年が多様な価値観のもとで生きていく知恵と力を身につけるために不可欠な経験となることは、古今東西の文学が描いてきた常識である。 これまでの、また今回の改定案も、公権力がある表現を「有害」かどうかを判断すること

    kamayan
    kamayan 2010/11/25
    ありがたやありがたや
  • 日本ペンクラブ声明 東京都青少年条例改定による表現規制強化に反対する

    現在、東京都議会で審議されている青少年健全育成条例の改定案に対し、出版界の主要な団体やコミック作家などが強い反対の意を表明している。表現に対する規制強化の意味を持つ今回の条例改定については、日ペンクラブも危惧を表明せざるをえない。青少年条例による規制は、直接的には青少年への販売や閲覧を制限するものとされるが、それが表現全体に影響を及ぼすことは明らかである。 そもそも性表現といった個々人によって受け止め方が異なる、デリケートな事柄については、国家や行政による法的規制や取り締まりを極力排し、表現者や出版社等の自律による自主的規制などによって対処するのが好ましいことは言うまでもない。 今回の条例改定については、今日に至るまで、十分な市民的議論に供せられることもなく、表現に関わる規制強化という重大さに比して拙速に事が運ばれている印象は拭えない。また、「非実在青少年」といった恣意的な判断の余地

    kamayan
    kamayan 2010/03/19
  • 日本ペンクラブ声明  「屋外での写真撮影への公権力介入を憂慮する」 - 日本ペンクラブ

    さる11月10日、今年1月に刊行された写真集『20XX TOKYO』の撮影が公然わいせつに当たるとして、写真家・篠山紀信氏の自宅や事務所が家宅捜索を受け、関係者への事情聴取はいまだに続いていると伝えられる。篠山氏 は以前から同じように屋外で撮影した写真を発表してきたのに、今回突然、昨年夏に行われた撮影が問題とされ、しかもいきなり家宅捜索が行われるという事態 となった。 写真家にとって表現活動の一環である撮影行為に対して、公権力の介入が恣意的に行われるのはあってはならないことだが、今回の場合も、いきなり家宅捜索を行うといった乱暴なやり方を含め、警察の対応には疑問を禁じえない。 表現の自由は、発表行為の前段である撮影や情報収集行為も含め、意見発表・表現行為とまったく同等に保障されるべきものであることは当然である。今回のような取り締まりが恣意的に行われることは、表現活動への萎縮をもたらし、公権

    kamayan
    kamayan 2009/12/26
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