【特集】新型コロナ対応『和歌山モデル』を徹底取材!内部文書と当事者証言から読み解く..."安全宣言"の要因とは? 2020年03月26日(木)放送 SHARE 2月13日以降、和歌山県の済生会有田病院では、医師や入院患者など11人の新型コロナウィルスへの感染が確認されたが、約3週間後には安全宣言を出し、通常の診療を再開した。検査数が限られる中、どのようにして感染拡大を防いだのだろうか。 「直感で新型コロナ発生と確信」 医師を含む院内感染の発生は、済生会有田病院が全国で初めてだった。 「病院の医師、しかも同僚の方もウイルス性肺炎像を示しているという情報でしたので、これは大変なことが起こっているのではないかと。」(和歌山県職員 野尻孝子技監) 取材班は今回、和歌山県の内部文書を独自に入手した。文書には、院内感染が確認される前後に、県がどのような対応を取っていたか詳しく記されている。 【和歌山県