ブックマーク / www.vice.com (3)

  • MRIでセックスして科学に貢献したカップル

    楽しみと不安が半々だったが、特に性的興奮を覚えたわけではなかった、とイダ・サベリス(Ida Sabelis)は当時を振り返る。その土曜日の朝、彼女は恋人と3時間かけて、アムステルダムからオランダ北部の湿地帯のフローニンゲンに向かった。その街の病院のMRI検査室で3人の科学者と話をしていたとき、彼女のなかにこんな想いが沸き起こった。 「この部屋にいる女性が自分だけだということに気づいたんです」と彼女はそのとき感じた激しい怒りを語った。「女性の身体の研究なのに、私しか女性がいないなんて!」 そもそもイダがこのプロジェクトへの参加を決めたのは、善意からというのもあるが、自身が女性の権利運動に青春を捧げた情熱的な人類学者だからだ。検査室内の歪なジェンダーバランスは彼女を苛立たせたが、同時に彼女のやる気を刺激した。イダは恋人の背中を叩き、「じゃあ、始めましょうか?」と声をかけた。 3人の科学者は直立

    MRIでセックスして科学に貢献したカップル
  • IS情報を流し続けた謎の素人ブロガー

    モスル・アイを始めたきっかけを教えてください ISがモスルを占拠した日、何もかもが暗くどんよりとしていました。その頃すでに、Facebookの個人ページにニュースや情報を投稿していましたが、全ての出来事を記録するためにブログを始めました。始めた直後は、大勢がコンタクトしてきましたが、IS戦闘員が私の居場所を突き止めようとしているかもしれないので、絶対に返信しませんでした。 危険を冒してまでブログを続けたのはなぜでしょうか? 正直、自分にこんな勇気があったとは予想外でした。ブログを始めた頃、ISは、彼らが住民に歓迎され、みんなが平和で豊かな生活をしているなどと、嘘のプロパガンダを広めていました。私はただ、みんなを助けるために真実を伝えたかったのです。とにかくその想いだけで、この仕事に打ち込みました。 情報はどこから得ていたのですか? 街を歩き回り、IS戦闘員がどのように住民に対応しているか観

    IS情報を流し続けた謎の素人ブロガー
    kamayan1980
    kamayan1980 2017/12/04
    早くこのことが過去になって、彼が好きなことを書ける日がきますように。
  • 格差社会の復讐者たち - VICE

    特殊詐欺の被害総額は、警察が把握しているだけで559億円(2014年)。そして今日も、持てる者たちから持たざる者たちが奪い取っていく。加害者への取材を通してこの重犯罪の実態に迫ったルポ『老人喰い ─高齢者を狙う詐欺の正体』を上梓した鈴木大介にインタビュー。振り込め詐欺をシノギとする若者たちの生態や心情から、アウトローを取材する記者稼業の音にまで話が及んだ。 * 取材を始めたキッカケは、純粋に需要があったからです。いまに始まったことではなく、さまざまな社会の裏側の仕事というものは、生活に不安を感じている人々にとって「どうにもならなくなっても、こうすれば生きていけるんだ」といったガイドラインのような需要がありますから。 ところが、実際に取材をして、裏稼業の現場の子たちの話を聞いていくうちに、大きな違和感を感じたんですね。彼らは見た目こそ近寄りがたい存在なワケですが、実はその多くが社会的弱者で

    格差社会の復讐者たち - VICE
    kamayan1980
    kamayan1980 2015/12/23
    この人がインタビュー受ける側か、珍しい。新刊出るなら買わなきゃ。
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