2008年10月29日のブックマーク (2件)

  • レイヤ3早分かり講座-トレーニング-Extreme Networks

    前回はレイヤ3スイッチの役割と、レイヤ3スイッチを利用したネットワークの構築例を解説しました。今回は、レイヤ3スイッチを活用する上で欠かせないVLAN機能と、VLAN間の通信について紹介します。 VLANとは? VLANとはVirtual LANの略で、物理的なポートに依存しないネットワーク設計を可能にする技術です。レイヤ3スイッチをベースにしたネットワーク構築を行なう際に、非常に重要な概念となります。 VLANを理解するには、まずレイヤ2スイッチの動作を理解することが重要です。レイヤ2スイッチは、前回も紹介したように、OSI第2層のヘッダを解釈し、Ethernetフレームのフォワーディングを実現する機器です。すなわち、受信パケットの宛先MACアドレスの情報を確認し、そのMACアドレスを持った端末が接続されているポートだけに、フレームを転送します。ただ、レイヤ2スイッチはどんな場合で

  • ネットワークを分割する必要性

    レイヤ2スイッチでVLAN(Virtual LAN)の設定を行うことで、仮想的にネットワークを分割することができます。VLANについて理解するために、まず、「なぜネットワークを分割する必要があるのか?」について考えます。 レイヤ2スイッチは、同一ネットワーク内でイーサネットフレームを転送するネットワーク機器です。そのため、レイヤ2スイッチだけでネットワークを構成すると、全体として1つのネットワークです。1つのネットワークにたくさんのホストが接続されると、ブロードキャストの影響が大きくなります。レイヤ2スイッチはブロードキャストフレームをフラッディングするからです。そして、ブロードキャストはとても頻繁に発生します。その代表的なものがARPです。 イーサネット上でTCP/IPの通信をするためには、宛先IPアドレスに対するMACアドレスが必要です。宛先IPアドレスに対するMACアドレスを求めるた

    ネットワークを分割する必要性