◇「見たい映画、見てほしい映画を」 伝説の大泥棒、石川五右衛門を描いた映画「GOEMON」の上映会が2日、下関市竹崎町の映画館「シアター・ゼロ」であった。同館支配人で映画に出演した奥田瑛二さん(59)の舞台あいさつもあり、多くの人が詰め掛けた。 映画は1日から同館も含めて全国ロードショーされている。最新の映像技術によって迫力あるアクションシーンがちりばめられ、戦国時代が近未来的に描かれている。 五右衛門と対立する豊臣秀吉役を演じた奥田さんは「ジェットコースターみたいな映画です」と紹介。秀吉役に関して「清濁併せ持つ秀吉を演じました」と話した。 同館では1日から22日までの予定で、第63回(2008年)毎日映画コンクール日本映画大賞受賞の「おくりびと」も再上映している。開館約1年半を迎え奥田さんは「これからも人が見たい映画、人に見てほしい映画を上映していきたい」と話していた。【尾垣和幸】 〔下