<J2:大分0-0福岡>◇第34節◇大分銀行ドーム 5年ぶりのJ1復帰を目指す3位の福岡は大分と引き分け、J1昇格へ王手をかけることはできなかった。勝てば、次節の東京V戦で昇格決定の可能性があったが、昇格決定は23日以降に持ち越された。2位の甲府が栃木を下し、3位以内が確定して4季ぶりのJ1復帰。千葉は東京Vに逆転勝ちし、入れ替わって4位に浮上。北九州は30試合連続勝ちなしのリーグ記録に並んだ。 昇格へのプレッシャーがジワジワと福岡イレブンに押し寄せてきた。あと1勝で昇格へ王手をかけるはずだったが、大分とスコアレスドロー。勝ち点3を取れなかった福岡イレブンはガックリと肩を落とした。 序盤から最後まで攻撃のリズムがつくれないままだった。パスがつながらない。クロスに飛び込む選手がいない。ゴール前で時間をかけすぎてシュートへつなげられない。後半35分に大分のMF益山司(20)が退場となり相手が1