神奈川県が公共施設の喫煙を制限する「受動喫煙防止条例」を制定して間もなく2年。飲食店などでは分煙も認められているが、今度は兵庫県が実質的な屋内全面禁煙を目指す、禁酒法ならぬ“禁煙法”の制定をもくろんでいるという。ここ数年の「禁煙ファシズム」をさらに加速させる事態に、日本一の愛煙家として立ち上がった。 今年6月、作家の筒井康隆氏や漫画家の黒鉄ヒロシ氏らとともに、「喫煙文化研究会」を旗揚げ。「会長」として『愛煙家通信』という雑誌やホームページなどで「喫煙は悪ではない」「文化の一つである」といったメッセージを全国の愛煙家に送り続けている。 満20歳の誕生日から60年あまり、1日20−30本を欠かさないだけに、嫌煙派への舌鋒は鋭い。 「禁煙ファシズムの源流は『健康宗教』。喫煙者が今よりはるかに多かった昭和30−40年代に比べ、現代の肺がん発生率が下がっているというデータは一切なく、喫煙と肺が