『電車男』を筆頭に、昨年は空前のオタクブームに見舞われたニッポン。その勢力は凄まじく、毎年暮れに発表される「流行語大賞トップ10」に「萌え」が選出されてしまうほど。今年に入ってからもブームは沈静化する気配すらなく、むしろ、ますますの盛り上がりを見せている。ニッポンの人口が一億総オタクになる日も、そう遠くはないかも・・・。 しかし、そんなオタクブームに一石を投じる書籍が登場! その名も『嫌オタク流』。・・・って、もしかして『マンガ嫌韓流』のパロディ? 『マンガ嫌韓流』といえば、一昨年の韓流ブームに水を差すかのごとく、歴史的観点から韓国を批判する内容として話題になったコミック。ということは、『嫌オタク流』も同じような切り口なのだろうか? 発刊元の太田出版に聞いてみた。 「確かにタイトルは『マンガ嫌韓流』のパロディです。『嫌〜〜流』というフレーズの価値の暴落を狙って頑張りました(笑)。内容も『嫌