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詩情〈ポエジー〉の記憶喪失
俺は なりたくなかった別の誰かになったんじゃない だが俺は新たにここに立っている 俺に辺りを案内してくれないか どんなに遠く間違った場所に行ったって 君はいつだって引き返すことが出来る あるバーで一人の女に出会った 彼女に語った 俺は懇ろになり難く、 忘れることはほとんど不可能だと 彼女は言った 俺がテキサスの人口ほどの自惚れを抱えていると やれやれ、俺は新たにここに立ち、俺は忘れる それは大きいのか小さいのか、どっちの意味だ？ どんなに遠く間違った場所に行ったって 君はいつだって引き返すことが出来る そして俺は蛇みたいにメッキを脱ぎ捨てていく そう、それはたぶんまともじゃないんだろうな だが俺自身が、自ら抱えているものの中で一番近いんだ 理性の声にな 向きを変えろ、振り返れ、引き返すんだ そして君は円を描いて元の場所に帰ってくるだろう そして君はふたたび新たにここに立っているんだ原詩 (
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