ネットワーク上にある共有ファイルは、通常はゴミ箱の機能がないので操作ミスなどによって削除してしまったら永遠にもどってきません。そこで、絶対に削除されたくないファイルに関しては、chattr コマンドを使用して制限をかけておきます。 ■chattr chattr コマンドの使い方は簡単です。削除されたくないファイルに対し、+i を付加し、解除する場合は、-i を付加します。-R はサブディレクトリにも適用します。これで、削除しようとしてもroot であっても削除することができなくなります。 # chattr -R +i /home/samba/kororo/ # rm -rf /home/samba/kororo/ rm: cannot remove directory `/home/samba/kororo/': 許可されていない操作です