データを加工して圧縮率を高めよう:コーディングに役立つ! アルゴリズムの基本(9)(1/5 ページ) プログラマたるものアルゴリズムとデータ構造は知っていて当然の知識です。しかし、教科書的な知識しか知らなくて、実践的なプログラミングに役立てることができるでしょうか(編集部) 圧縮率を上げるために、ひと工夫 前回「データ量を操る圧縮/展開を究めよう」では、圧縮アルゴリズムの基本としてランレングス法とハフマン符号を紹介しました。今回は、データを圧縮しやすいように加工することで、より圧縮率を上げるアルゴリズムを紹介していきたいと思います。 さて、圧縮率を上げるにはどうすればよいでしょうか。 ランレングス法では、連続する文字列が多ければ多いほど圧縮率が高まります。ハフマン符号では、できるだけ特定の文字が多く出現するようになっていれば圧縮率が高まります。このようなデータの加工の手法を見ていきます。
![データを加工して圧縮率を高めよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fade9ade7efc2b954618ed2db96743d6f37c48ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F0904%2F02%2Fr20algorithm0901.jpg)