今回は少し目先を変えて、Erlangのデファクトスタンダードなビルドツールとなったrebarについて解説する。ある程度長いプログラムを書こうとすれば、複数のファイルに分けるのが普通だし、Erlangでは特にbehaviourなどはモジュール単位で書くため、どうしてもファイルは複数になる。これをコンパイルしていくのだが、いちいち全てのファイルをコンパイルしていると時間の無駄だ。だからといってmakeファイルを書こうとしても、Erlangではディレクトリ構造をある程度強制するため結構面倒だ。 そこでErlangで書かれたErlangのためのビルドツールであるrebarは非常によく使われている。Erlangのオープンソースのプロジェクトを適当に持ってくれば、9割以上で使われているんじゃないかと思うくらいによく使われているので、好き嫌いは兎も角として知らなければまともにソースも読めない。 よっ