小学生の頃、母親から毎日100円もらってお菓子を買っていました。 昭和時代なので100円あるとお菓子を2種類は買えたので、大好きなチョコレート( チョコボールやアポロチョコなど )をその日の気分で選んで、残りのお金でガムを買っていて、マルカワのフィリックスガムとかオレンジフーセンガム( 正方形の小さな箱に球状のガムが4個入っているやつ )とか安くて助かっていました。チョコはすぐ消えちゃうけど、ガムって長持ちするからありがたいお菓子でした。 小学生のある時、ガムで感動したことがあります。 ガム自体はなんだったかははっきり覚えていなくて( たぶんバブリシャスガムだった気がする )、感動したのはガム本体ではなくて、包み紙に書いてあった回文です。 桜取るのにパパにのると楽さ上から読んでも下から読んでも 「さくらとるのにぱぱにのるとらくさ」 子ども心に文字列の美しさに感動したのです。 ぼくは幼稚園の