GUI環境における操作の基本は、操作対象を選択して、命令することである。すべての操作は「何を、どうする」という目的語と述語の関係で表現できる。(もちろん、操作しているのはユーザー自身なのだから、主語はユーザーである。でも、ここではあまり重要でない) GUIの操作は初めての人にも分かりやすいのだけど、慣れてくるとその冗長な操作が面倒臭くなってくる。そこでキーボードショートカット、という仕組みが用意された。command-Cでコピーとか、command-Wでウィンドウを閉じるとか、キーの組み合わせでGUIを操作する仕組みだ。 たぶん、慣れている人ほどショートカットを多用して、素早い操作を実現していると思う。パソコンはキーボードとコマンドラインで操作するCUIから、マウスとグラフィックで操作するGUIに進化したけど、より効率を求めるとCUIに回帰しているという面白い現象だ。 さらに効率を求めると