仰天!野村系ジョインベスト証券、顧客に損失押しつけ 約定後に「取引無効」、金融庁が実態把握へ 野村ホールディングス系のインターネット証券、ジョインベスト証券(東京)で起きた顧客トラブルが、深刻さを増している。売買が成立して「約定」となった取引を、同証券が一方的に無効にし、顧客の取引口座にいったんは入金した利益を引き揚げていたことが23日、分かった。証券関係者は「証券会社としてあり得ない行為だ」と驚いている。さすがの金融庁も実態把握に乗り出した。 ジョインベスト証券では株式相場がみぞうの急騰をみせた今月14日、値幅制限いっぱいのストップ高となった銘柄(225銘柄)の処理が大幅に遅れた。これらの銘柄に買い注文を出していた顧客には、窮余の策として取引画面に「失効」(売買成立せず)の表示を出した。 ストップ高となった銘柄の処理を終えて、買い注文が成立した顧客に「約定」(売買成立)の通知が送られてき