「猟の手伝いします」。警視庁に強姦事件で逮捕された男は交流サイトにこう書き込んでいた。ネット上にはほかにも、電車内での集団痴漢を呼びかけたり、万引の方法を指南する書き込みも横行している。警視庁は「こうした情報が犯罪を助長する可能性がある」として、通信事業者と連携して対策に乗り出す。 「レイプ」「痴漢」「露出狂」…。女性の裸の画像がアップされたアダルト系SNSには過激なタイトルのスレッドが並ぶ。捜査1課に逮捕された4被告は女性乱暴関連のスレッドで知り合い、一緒に犯行に及んだとされ、被告の一部は「単独でもゲットできる猟場教えて」「猟の手伝いします」と書き込んでいた。 痴漢を呼びかける書き込みでは、「今週の金曜18:00に埼京線の4番ホームの先頭に集合です」と、具体的に日時を指定しているものもあり、こうした書き込みを見て実際に痴漢に及んだ例もあった。 こうしたサイトは、管理者などから書き込みを削