携帯電話を9割以上の人が寝る時も枕元に置き、2割弱は風呂場へも――。民間調査機関「モバイルマーケティングデータ研究所」(東京都渋谷区)の調査で、携帯電話を肌身離さない現代人の暮らしぶりが浮き彫りになった。学校や職場でも「受信するたびにメールチェックする」が学生、会社員のいずれも3割前後と、世代を超えた「携帯依存」がうかがえる。 同研究所が携帯サイトを通じて無記名のアンケートを実施、5月中旬の4日間で計約6300人から回答を得た。 自宅でどこまで携帯電話を「携帯」しているかを質問(複数回答)したところ、「枕元に置いて寝る」と回答した人は92.7%にのぼった。「トイレに持って入る」は53.5%、「食事の際に手元に置く」が44.8%、「風呂に入る時に持っていく」も17.7%。 メールチェックについて「学校や職場でも受信するたびに」と回答したのは、男子学生33.3%、女子学生27.5%、男性
10年間にポスドクが就職するまでの期間が平均6.4年と倍近くに増え、職が見つからない若手研究者の海外流出が加速していることが、大阪府立大の浅野雅子准教授(素粒子論)の調査で分かった。国が常勤職を確保しないままポスドクを増やした計画が背景にある。素粒子論分野のみの調査だが、海外在住の研究者を含めてほぼ全数を調査した例は珍しく、他分野でも同様の傾向があるとみられる。日本の将来の科学技術発展への影響が懸念されそうだ。【石塚孝志】 ◇就職まで6.4年 素粒子論研究者で作る学術団体(素粒子論サブグループ)の98~08年度までの名簿を基に調べた。 それによると、全体の人数は700人前後で推移しているが、ポスドクの人数は107人から193人と1.8倍に増え、逆に博士課程に進学する人は85人から47人に減った。 博士号取得後にポスドクを続けている期間は98年度の平均3.4年から08年度の平均6.4
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