スイッチのチャタリングとは 接点のバウンド トグルスイッチ、押しボタンスイッチなどの機械式スイッチ(リレー接点も含む)では「チャタリング」という現象が起こります。 図1のように理想的なスイッチであれば、スイッチONで出力はGND、スイッチ OFFでVccになるのですが、実際にはスイッチON/OFF直後に出力が短い時間 ON/OFFを繰り返し、この現象を「チャタリング」と言います。 理想的なスイッチであれば、ONまたはOFF時に接点が1度でピタッと接続、または1度で接点が離れれば、チャタリングは発生しません。しかし、実際のスイッチは接点の「バウンド」または「擦れ(すれ)」が発生し、これによりチャタリングが発生します。 バウンドとは図2のように接点がONした瞬間、接点がぶつかって跳ね返る現象です。このバウンドが複数回繰り返され、この間はスイッチ接点がON/OFFを繰り返し、最終的にONに落ち着