原発敷地内でヒラメ飼育?「景色が全く違う」福島第一原発 広大な森林は1000基のタンク置き場に変貌…処理水放出と風評被害のあいだで #知り続ける 取材を終えて、井上キャスターが感じたこと 「福島の漁師と東電の双方の取材を終えて、私が思ったのは『答えがないことだが、それぞれがよりよく折り合いをつけるために、どうすればいいのか、何か落とし所を見出せないか』ということ。 私が取材した相馬の漁師の方は冷静に考えていらっしゃって『処理水の放出も仕方ないことはわかっている』と。 『今までどうしても東京電力といがみ合ってきたところがあるけれども、これから先、何十年と続く中で、自分の子ども、その次の世代も、漁師を続けるために、どうにか協力して、福島の魅力を発信できれば』とおっしゃっていました。 ただその漁師の方も、『そもそも原発事故がなかったら、風評被害は生まれなかった』と複雑な思いを抱えています。そして