朝早くから晩まで、土と向き合う男性。高岡照海さん(82)。 農業法人の代表を務め、愛媛県西条市で、20ヘクタールもの耕作放棄地を、自分らの手で農地によみがえらせてきたといいます。 そんな高岡さんが繰り返し語るのが『耕作放棄地は宝の山!』。 一体どういうことなのか!?高岡さん独自の “農地再生術”を取材しました。 (NHK松山放送局 瀬田萌々子) 買い取り依頼が急増!深刻化する担い手の減少 西条市で、ケールやニンニク、レモンなどを栽培している高岡さん。実は、その全てが元々は耕作放棄地でした。 ピンク色の部分が、現在高岡さんが耕している農地です。荒廃した農地を見つけては、一軒一軒地主を訪ね、賃貸契約という形で耕作面積を増やしてきました。数か所から始まった開墾ですが、畑へと再生される様子が噂となり、依頼主が徐々に増加。「農地を買い取ってほしい」という声まであがり、この20年間、使い勝手の悪い土地
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