駆け出しの頃、「あんたがやりたいことはよくわかるんだけどさ、それって、何が面白いの?」「その研究って、どういう面白さがあるのか?」とよく言われた。 本当に、いろいろな人から言われた。 その頃は、「面白いって、なんやねん!!」「ていうか、俺ってどんだけおもろないねん!!」などと思ったものだけれど、そんな時に社会学者のDavis Murrayの「That’s interesting」 という論文を読んで、なるほどと思った記憶がある。 Davis, M. S. (1971) That’s interesting: Toward a phenomenology of sociology and a sociology of phenomenology, Philosophy of Science, 1: 309-344. ・・・面白い理論とか研究には12のタイプがあるという指摘なのだけれど、今改め