ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (56)

  • さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入

    2009年8月、春分や秋分のように土星のちょうど半分が太陽に照らされる姿(昼夜平分)をカッシーニは初めて目撃した。太陽は土星の赤道の真上に来ている。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL, CASSINI) 9月15日、土星の空で輝くひと筋の光が1つの時代の終わりを告げる。NASAの素晴らしい土星探査機カッシーニが最期を迎えるのだ。(参考記事:「土星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始」) カッシーニが土星系の探査を開始したのは2004年のこと。それから13年にわたり、土星とその衛星の周りを自由自在に飛び回り、無数の指令を実行し、45万枚以上の画像を地球に届けた。(参考記事:「土星の環から地球が見えた、NASAが写真公開」) 燃料が尽きた後も永遠に土星系を周回させたいところだが、土星の大気に突入して自分自身を破壊することが、カッシーニの最後の科学ミッションになる。 「ミッション

    さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入
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    kana0355 2017/09/12
    “「最終日には、悲しみと、カッシーニの功績への誇りで胸がいっぱいになりそうです」”
  • 奇妙な新種カエルを発見、ブタ鼻で地中暮らし

    新発見のブパティ・インドハナガエルは、成体になってからほとんどの期間を地中で過ごす。一方、オタマジャクシは滝の裏側で岩に吸い付いて4カ月間生きる。(PHOTOGRAPH BY JEGATH JANANI) インドの西ガーツ山脈で、珍しいカエルの新種が見つかった。光沢のあるうす茶色の皮膚、淡い青色で縁取られた目、そして、ブタのようなとがった鼻を持つ。 科学者たちはこの新種をブパティ・インドハナガエル(Nasikabatrachus bhupathi)と名付けた。尊敬を集めた爬虫両生類学者であり、2014年に西ガーツ山脈で命を落とした研究仲間、スブラマニアム・ブパティ博士に敬意を表した命名だ。新種として記載した論文は、学術誌「Alytes」の最新号に発表された。(参考記事:「【動画】超ミニ新種カエル7種を発見、鳴き声も」) 新たに仲間入りした両生類は奇妙な姿に見えるかもしれないが、風変わりな解

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    kana0355 2017/08/31
  • 土星の衛星タイタンに「ビニル製」生命の可能性

    NASAの探査機カッシーニが、土星とその環の手前を通過するタイタンをとらえたカラー写真。(PHOTOGRAPH BY NASA) 土星の衛星タイタンの極地では、冬になると有毒の分子が激しい雨となって降り注ぐ。そして条件が整えば、この分子が集まって、地球上の生命が持つ細胞膜のような、膜状の構造を形成する可能性がある。 この有毒分子はシアン化ビニル(アクリロニトリル)と呼ばれるもので、タイタンの大気圏上部で形成される。7月28日付で学術誌『Science Advances』に発表された論文によると、タイタンのオレンジ色をしたもやの中には、このシアン化ビニルが大量に存在し、氷のように冷たい星の表面に降り注いでいると考えられるという。 タイタンの北極で2番目に大きな湖であるリゲイア海の中には、100億トンを超えるシアン化ビニルが含まれていると推測される。(参考記事:「土星衛星タイタンの湖、モザイク

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    kana0355 2017/08/02
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    ナショナル ジオグラフィックの書籍『世界をまどわせた地図』で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう? それらが地図に描かれていたからだ。 神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための完全な「でっち上げ」すらある。その代表例として、ここでは「ポヤイス国」の物語を紹介する。史上最悪の詐欺師グレガー・マグレガーによる嘘の国だ。 世界一の大ぼらふき、グレガー・マグレガー 1822年頃のヨーロッパは不景気の中にあり、コロンビアやチリ、ペルーなどの南米の国々はチャンスを期待する投資家たちの人気を得つつあった。それらの国の国債は利回りがよく、見逃せないもうけ話だったのだ。そんな時代に、モスキート・コースト国のジョ

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    kana0355 2017/07/24
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

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    kana0355 2017/07/18
  • 釣り上げた魚の口の中にモグラが! なぜ?

    米ミズーリ州で釣りをしていた人がリールを巻いて魚を釣り上げると、口の中にモグラがいた。驚いた釣り人は危うく魚を落としかけたという。(PHOTOGRAPH BY MONROE MACKINNEY, CATERS) 米ミズーリ州で釣りをしていた人が、池から魚を釣り上げた。大物がかかったようだが、どのくらいの大きさかはわからなかった。 モンロー・マッキニー氏が釣りをしていたのは、両親が所有するサッカーグラウンド8つほどの広さの池だ。そして、リールを巻いてブラックバス(オオクチバス)を引き上げたときに驚いた。 なんと、魚の口の中から、トウブモグラが這い出そうとしていた。ミズーリ州でよく見られるモグラだ。いや、よく見るとモグラは死んでいることがわかった。マッキニー氏がその写真をインスタグラムに投稿したところ、あっという間に話題となった。(参考記事:「【動画】鼻で驚きの12連打!奇妙なホシバナモグラ」

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    kana0355 2017/06/30
  • 鳥の卵の形にまつわる謎を解明、カギは飛行能力

    インドネシアにすむセレベスツカツクリの卵。際立って長い楕円形をしている。(PHOTOGRAPH BY IRA BLOCK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) インドネシアにいる鳥、セレベスツカツクリの卵は、普通よりかなり細長い楕円形で、ジャガイモそっくりに見えるかもしれない。だが、この鳥は決してのろまではない。孵化して間もない頃から空を飛べる。(参考記事:「恐竜時代のひな鳥を発見、驚異の保存状態、琥珀中」) なぜ鳥の卵はこのように種によって大きく異なるのか。科学者たちが長年にわたり不思議に思っていた謎を明らかにした研究結果が、6月23日付けの科学誌「サイエンス」に発表された。これまで、ある者は特定の形によって割れるのを防いでいたり、巣の中に安定して収まったりするのではないかとの説を立てた。アリストテレスは、長くてとがった卵はメス、とがっていない卵はオスが入っている

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    kana0355 2017/06/28
  • ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究

    古代のネコの遺伝子を分析したところ、ぶち模様のネコは中世になるまでは存在しなかったことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) イエネコ(家畜化したネコ)の拡散に関する研究の一環として行われたDNA分析から、ネコは人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。その間、彼らの遺伝子は、野生のヤマネコの遺伝子からほとんど変わることがなく、ささやかな変化のひとつは、かなり最近になってから「ぶち柄」の毛皮が登場したことくらいだった。(参考記事:「動物大図鑑 イエネコ」) 研究者らは、古代ルーマニアのネコの死骸からエジプトのネコのミイラ、現代アフリカのヤマネコに至るまで、過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った。6月19日付けの学術誌「Nature Eco

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    kana0355 2017/06/22
  • 【動画】イッカクは牙で叩いて魚を捕る、初確認

    【動画】イッカクの謎解明:イッカクが長い牙を使って魚を狩る様子をとらえた動画。カナダ・ヌナブト準州付近で撮影された。イッカクが牙を振って魚を叩いているのがわかる。(解説は英語です) ミステリアスな「海のユニコーン」の謎の一端が解明された。 イッカクがあの長い牙をどのように使うのかについては、これまでさまざまな憶測がなされてきた。(参考記事:「動物大図鑑 イッカク」) 今回、その様子をとらえた動画が初めて撮影された。その中でイッカクは、牙をすばやく突き出し、ホッキョクダラを叩いて気絶させている。こうすれば魚は動けなくなり、容易に捕できるというわけだ。 この動画はWWFカナダとカナダ水産海洋省が、カナダ・ヌナブト準州トランブレー入江で、2機のドローンを使って撮影したもの。 北極の動物と生態系に詳しい、WWFカナダのブランドン・ラフォレスト氏は、イッカクが謎に包まれた動物である理由をこう説明す

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    kana0355 2017/05/18
  • ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察

    ほぼ骨だけになったヒトの死体をべていたところ、こちらに気づいて肋骨をくわえたまま顔を上げたオジロジカ。(PHOTOGRAPH COURTESY LAUREN A. MECKEL/ACADEMIA) 野外でヒトの死体がどのように腐敗していくのかを研究していた法医学者が意外な光景に出くわした。人骨をかじるオジロジカ(Odocoileus virginianu)だ。(参考記事:「動物大図鑑 オジロジカ」) 腐敗の過程を研究する施設は「死体農場」と呼ばれ、どんな動物が死体に群がってくるのかも研究対象になっている。(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」) よく見かけるのは、キツネ、ヒメコンドル、アライグマなど。米テキサス州サンマルコスにある法医人類学研究所では、他にも死体をべにやってくる動物がいるかどうかを観察するため、カメラを仕掛けた。すると、予期していた通り興味深い発見があった。(参考記事:

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    kana0355 2017/05/12
  • ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?

    ワシの上でホバリングするカラス。専門家によれば、おそらく攻撃の真っ最中だという。(PHOTOGRAPH BY PHOO CHAN, MEDIA DRUM WORLD) 米国カリフォルニア州を拠点に活動する写真家プー・チャン氏が、飛んでいるハクトウワシの背中でくつろぐカラスを写真に収めた。いったい何のために乗ったのか。専門家に聞いた。(参考記事:「命を失わずに野生動物の傑作写真を撮る方法」) 米コーネル大学鳥類学研究所でカラスの行動を研究するケビン・マッゴーワン氏は、背中に乗ることができるほど近づいていたということは、おそらく攻撃するつもりだったのだろうと分析する。

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    kana0355 2017/05/05
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

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    kana0355 2017/04/12
  • 第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった

    さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、

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    kana0355 2017/04/12
  • 第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか

    さんは東大教養学部がある駒場キャンパスの准教授なので、大学に入ってほやほやの1年生の講義を受け持つことがある。その時のエピソードをもって、まず想像してほしい。 「駒場の1年生の心理学の講義で、最初にやるんですよ。血液型性格判断がいかに正しくないか、科学的じゃないか。でも、結構な数の子があれでショックを受けちゃうんですよね。今まで信じてましたって。でも、サイエンスとしての心理学の講義をとる以上、そこのところはちゃんとしてほしいです。血液型性格判断は、もう100パーセント非科学的なんですけど、ただ、血液型性格判断を信じてしまう人の心理っていうのは、おもしろい研究対象ではありますね」 血液型性格判断については、もう信奉する人が度を越していて、ぼくもうんざりなので、四さんのこの姿勢には大いに共感する。それが「正しくない」「科学的じゃない」理由については、稿のカバーする範囲ではないと思うの

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    kana0355 2017/02/17
  • 【動画】衝撃、チンパンジーが元ボスを殺し共食い

    それはあまりに凄惨な光景だった。ボスとして群れを率いていたチンパンジーが、かつての仲間たちに襲われて、体の一部をいちぎられ、殺されたのだ。 チンパンジーの争いが時に殺し合いに発展することは、研究者の間では認識されていた。10年以上調査されているチンパンジーの生息地ではすべて、死に至る争いが報告されている。しかし、同じ群れの中での殺し合いは極めて珍しい。(参考記事:「人は人をべたのか、4つの事例を読み解く」) この事件は、1月27日付の霊長類学専門誌『International Journal of Primatology』で発表された。元ボスが殺された後の現場の様子を撮影した動画もある。チンパンジーが同じ群れの仲間を殺したという記録は、これを含めてわずか9例しかない。 「とても見ていられませんでした」と、報告書を共同執筆した米アイオワ州立大学の人類学者ジル・プルエッツ氏は語る。「その後

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    kana0355 2017/02/02
  • 新種の寄生バチを発見、宿主を操り頭を食い破る

    新たに発見されたクリプトキーパー。どうやって宿主を操っているのかは、まだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY ANDREW FORBES, UNIVERSITY OF IOWA) 新たな寄生バチが発見された。その悪魔のような生態から、混沌を司るエジプトの神セトにちなんでEuderus setと学名が付けられた。通称はクリプトキーパー。“棺の番人”という意味だ。 米国南東部に生息するこのハチは、別の寄生バチであるタマバチの仲間Bassettia pallidaが作った「虫こぶ」に卵を産みつける。虫こぶは、寄生バチの幼虫などが木の一部をふくらませて作る突起で、このタマバチはカシの木に虫こぶを作る。(参考記事:「虫こぶ――虫がつくった究極の芸術作品」) 虫こぶに産みつけられた卵が孵化すると、クリプトキーパーの幼虫は自力でタマバチに寄生してその体を乗っ取り、木に穴を開けて外へ出ようとする。

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    kana0355 2017/01/28
  • 致死量の8000倍の毒に耐える魚、進化の秘密を解明

    汚染耐性のあるマミチョグ(Fundulus heteroclitus)。耐えられる汚染レベルは致死量の最大8000倍にもなる。(PHOTOGRAPH COURTESY ANDREW WHITEHEAD, UC DAVIS) 北米に生息する小型魚マミチョグ(Fundulus heteroclitus)のなかには、米国最悪レベルの汚染水域で一生を過ごすものたちがいる。そこには多量の毒物が溶け込み、ときに致死量の8000倍にも達するほどだ。彼らが生き残るどころか繁栄しているのはなぜなのかが、12月9日付の科学誌「サイエンス」に発表された。 米カリフォルニア大学デービス校の科学者をはじめとするチームの研究結果によると、これら縞模様の小魚は、致命的な汚染にも耐えられるようになる遺伝子の変異のおかげで進化できたという。調査は米国東海岸の汚染度が高い河口4カ所で行われた。他の研究者たちは、この発見は化学

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    kana0355 2016/12/14
  • 沈没船41隻を発見、驚異の保存状態、黒海

    黒海の水深300メートル地点で見つかったオスマン帝国の沈没船。ある調査船が発見した41隻の沈没船の1つだ。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO PACHECO-RUIZ, COURTESY EEF, BLACK SEA MAP) 先史時代の人々が海面上昇にどう対応したかを探るため、船員と科学者の国際チームが黒海で調査を行っていたところ、予想外のものを発見した。9~19世紀の千年間に沈んだ、極めて保存状態の良い41隻の沈没船だ。(参考記事:「沈没船から17世紀の王家のドレス見つかる」) チームは約1万2000年前に起きた黒海の拡大について調べるため、ソナーと遠隔操作無人潜水機(ROV)で海底地形図を作成していた。沈没船が状態を維持できたのも、実はこの拡大のおかげだった。 英サウサンプトン大学海洋考古学センターの所長で、今回の研究を率いるジョン・アダムス氏は「約1万2000年前に最後の

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    kana0355 2016/10/29
  • ウーパールーパーが絶滅の危機

    「ウーパールーパー」の名でおなじみの両生類、メキシコサラマンダーが絶滅の危機にさらされている。 数世紀にわたる開発と汚染が原因で、このユニークな生物は現在、メキシコの首都メキシコシティのいくつかの運河にしか生息していない。ナショナル ジオグラフィックのラテンアメリカ版2016年9月号の特集記事によると、このままでは2020年までに絶滅するおそれがあると科学者たちが警告している。 アステカ時代は崇拝の対象だった メキシコサラマンダーは、大きな外鰓(外側に飛び出したえら)を残したまま成熟する珍しいサラマンダーで、体の一部を失っても再生できる素晴らしい能力を持つ。(参考記事:「メスしかいないサラマンダー、驚きの利点判明」) 15~16世紀のメキシコ中央に栄えたアステカ帝国では崇拝の対象であり、首都テノチティトラン(現在のメキシコシティの原型)の盆地に散らばる複数の湖に生息していた。(参考記事:「

    ウーパールーパーが絶滅の危機
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    kana0355 2016/10/17
    メダカと同じような状態か…….
  • クジラに乗ったイルカの写真が話題

    Dolphin RIDES ON THE SNOUT of humpback. Pics by L Mazzuca & M Deakos, technical paper too https://t.co/MAq7dKSBDg pic.twitter.com/6TUL6maGBS — Darren Naish (@TetZoo) 2016年9月2日 イルカを乗せたクジラの写真がネットで話題になっている。 これらの写真は2004年と2006年に米国ハワイ近海で撮影されたもの。いずれもザトウクジラがハンドウイルカを乗せており、その後研究者らが論文として報告した。 研究者はこの現象が起きた理由として3つの可能性を検討した。クジラが攻撃的になっていたか、クジラがどうにかしてイルカを助けようとしていたか、クジラもイルカも遊んでいたにすぎないかである。 クジラが水中からゆっくり浮上してイルカを持ち上げ

    クジラに乗ったイルカの写真が話題
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    kana0355 2016/09/07