このブログを読み続けていらっしゃる奇特な方は既に気がついているだろうが、これを書いている者は相当のバレーボールジャンキーである。 シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/04/24メディア: 単行本購入: 95人 クリック: 1,178回この商品を含むブログ (162件) を見るという本のタイトルを「バレーを観る」に空目して(更にはそうアタマの中で略して)買って読んでしまうほどに。 当方は将棋のことをあまりよく知らない。おそらく知っているのは歩兵と香車と桂馬の(成る前の)動かし方くらいである。それでもテレビやさまざまな文章*1を通して、将棋周辺に流れる空気、棋士のたたずまい…などには何とも言えぬ高貴で、しかも高速回転するアタマ…というイメージを感じてはいる。 勿論、本書を読み進めながらその雰囲気を思い起こすことはあっ