以下の内容は、別に外国語教育研究に限ったことではなくて、社会学や心理学など人文社会学系もろもろに関係しますが、主たるオーディエンスを私の知人(英語教育系多い)に設定しましたので、以上の様なタイトルになりました。それ以外の専門の方は適時翻訳しながらお読み頂ければと思います。 外国語教育研究において統計学の知見を利用した計量研究が用いられて久しいですが、他の分野(経済学、社会学、心理学)に比べると必ずしもその質が高まっているとは言えません(国内外問わず、です)。 その原因の一つに、高価な統計パッケージ(統計解析用ソフト)があるのではないか、と大胆にも恐れ多い「仮説」(のようなもの)を提示してこの記事を書く次第です。 その仮説とは概略つぎのよなものです: SPSSをはじめとして、市販の統計パッケージは(なぜか)非常に高価である。なかなか院生や学部生が個人的に購入できるものではない。いきおい、学生
単語連鎖にみる科学技術分野と他分野の英語表現比較 小山 由紀江* 水本 篤** *名古屋工業大学 〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町 E-mail: koyama@nitech.ac.jp **流通科学大学 〒651-2188 神戸市西区学園西町 E-mail: atsushi@mizumot.com 概要 本研究では,6 種類のコーパスで共通して使用される「単語連鎖」(lexical bundles) を比較することにより,分野の違いが明らかになるのかという点を調査した。また,どの ような単語連鎖により,その違いが現れるのかを検討した.コーパスは,(1) 高校教科書, (2) Scientific American(一般科学雑誌),(3) Nature(専門科学雑誌),(4) 機械系論文,(5) 映画スクリプト,(6) 創作散文(imaginative prose)の 6 種類
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く