2011年3月の東日本大震災でメルトダウン(炉心溶融)事故を起こした福島第1原子力発電所を視察する安倍晋三(Shinzo Abe)首相(2012年12月29日撮影)。(c)AFP/POOL/Itsuo Inouye 【1月1日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)首相は12月30日、出演したTBSの番組で「新たにつくっていく原発は40年前の古いもの、事故を起こした東京電力福島第1原発とは全然違う。何が違うのかについて国民的な理解を得ながら、新規につくっていくことになる」と語り、原子力発電所の新増設に意欲を示した。日本経済新聞(Nihon Keizai Shimbun)などが31日に報じた。 企業寄りとされる安倍政権が、民主党前政権が打ち出した「原発稼働ゼロ方針」から180度転換し原発再稼働へ向かって動くことは広く予想されているが、12月26日に首相に就任して以来、安倍氏が原発新設を支持