ソニーは9月19日、眼鏡型ウェアラブル端末「SmartEyeglass」を発表し、SDKの提供も始めた。移動中や娯楽鑑賞中の情報提供などの用途を想定し、各種センサーを搭載しながら軽量で装着しやすく配慮しているという。今年度内には開発者向けに実機も発売し、アプリ開発を促すことで時間をかけて普及を目指していく考えだ。 今月上旬に開かれた家電展示会「IFA 2014」(ドイツ・ベルリン)に出展したもの。「エンタメをもっと楽しく」をコンセプトとした個人向けの眼鏡型デバイスで、具体的な用途として映画や舞台の字幕や解説、スポーツ観戦やコンサートでの情報提供、移動中のナビゲーション──などを想定している。 あくまで現実の風景やコンテンツを中心に据え、視界を邪魔することなく、シンプルに情報を付け加えることを目指す。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)やバーチャルリアリティとは対極にあるものと位置付けている
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