携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」で裸を撮影され、画像をやり取りされるなどのいじめを受けたとして、茨城県守谷市の小学6年の男児(12)が同級生の男子児童と中1の男子生徒の計7人とそれぞれの親を相手に1千万円の損害賠償を求めて水戸地裁龍ケ崎支部に提訴した。男児の両親と弁護士が3日、市内で記者会見して明らかにした。 訴状によると、男児は9月7日、友人宅で複数の同級生に無理やり全裸にされたうえ、3DSのカメラ機能を使ってその様子を動画で撮影され、さらに下半身の写真を撮られた。同級生の1人が、インターネットを通じて写真を交換できる3DSの無料ソフトで、男児と友人2人に送信。4月下旬にも同級生3人にズボンを脱がされて下半身を撮影されるなどのいじめを受けていたという。 3DSを販売する任天堂は、未成年者らの間でわいせつな写真などがやりとりされていることを問題視し、この無料ソフトのサービスを11月に停止