米メリーランド(Maryland)州チェビーチェイス(Chevy Chase)で撮影された手を洗う女性(2009年9月7日撮影)。(c)AFP/Mandel NGAN 【12月17日 AFP】米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)は16日、抗菌せっけんを長期間使用した場合の安全性について、製造業者により厳格な要件を課す方針を発表した。また抗菌せっけんが普通のせっけんよりも病気の予防や感染防止に効果があることの証明も、メーカー側に義務付ける。 米国では抗菌せっけんが普及する中、健康に及ぼす影響について懸念の声が上がっていた。 FDAによれば、抗菌作用をうたうハンドソープや食器用洗剤は、トリクロサンやトリクロカルバンといった化学物質を含んでおり、効用が証明されないとすれば不必要にリスクをもたらす可能性があるいう。 いくつかの研究で行われた動物実験では