以前書いた以下のエントリの評判が微妙でしたので解説編を書くことにしました。 用語「理系」「文系」撲滅試論 - 誰がログ こういうネタっぽくするレトリックには憧れているのですがどうもうまくできません。というわけで、今回は真面目に考えていることに絞って書きます。 関連エントリ 理系文系論メモ:文系としてのアイデンティティ - 誰がログ ネット上でカテゴリや属性を使って自分を卑下することの危うさ - 誰がログ おさらい 基本的には、前回のエントリで書いた主張自体はネタではありません(ネタなのは具体例とか文体とかそういう部分)。簡単にまとめます。 「理系」「文系」という語には、 定義が曖昧で何を指して「理系」「文系」と言っているのかあやふやだったり人によってずれがあることが多い 実際は特定の領域(哲学とか物理学とか)の話をしているのに「理系」「文系」を使うことで他領域まで巻き込んでしまう というよ