東京都の石原慎太郎知事(79)と、国民新党の亀井静香代表(75)、立ち枯れ日本の平沼赳夫代表(72)は、25日、3月中に石原氏を党首とする「石原新党」を結成することで合意した。また29日に行われた三者会談では、党の名称を「新党・太陽の季節」にすることで一致。「太陽の季節」は石原氏が芥川賞を受賞した短編小説に由来する。 この日都内で行われた三者会談では、保守勢力の再結集を目指すため、自民党や民主党の保守系議員に新党への合流を働きかけていくことが決まった。最終的な規模はまだ不透明だが、衆参合わせて100議席程度の勢力をまとめたい意向だ。 関係者によると、現在は3月の結党に向け、党綱領の作成にあたっているという。綱領にはかねてより石原氏が主張してきた「核武装」のほか、「徴兵制」も含まれる見込みだ。だが仮に同党が政権与党として徴兵制を可決させた場合でも、70代の石原氏ら自身が軍事訓練を受けることは