今が旬のサツマイモは、食物繊維やビタミンCが豊富で健康、美容にもおすすめの食材。特に皮ごと食べられる焼きイモは、手軽でありつつも、しっかり栄養が摂れる優秀なメニューです。 とはいっても、意外と奥が深い焼きイモ。ベストなイモの太さは? 電子レンジで焼く? オーブンで焼く? など、いざとなると様々な疑問が。そこで、ESSE2014年11月号では、人気の「やきいも専門店 ふじ」(東京都世田谷区)の店主・上原浩史さんに自宅でできるおいしい焼きイモのつくり方をうかがいました。 太いイモの方が、なんとなくおいしそうなイメージがありますが、実は、太さと味は無関係。それよりも、断面の色が大切なのだとか。「イモの端を切り落としたときに、黄色っぽいものの方が甘くておいしいです。白っぽいものは、サラダなどの料理に使うのがおすすめ」(上原さん)。 あまり太いイモを使うと火が通るのに時間がかかるので、細めで断面が黄