韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領が、記者会見で、安倍総理大臣との首脳会談の可能性について「日本の姿勢の転換が重要だ」と述べ、いわゆる従軍慰安婦の問題での日本の歩み寄りが必要だという考えを改めて示しました。 韓国のパク・クネ大統領は12日、年頭の記者会見を行いました。 この中で、日本との関係について「国交正常化50年を迎える日本との新しい関係を模索する」と述べました。 そのうえで、就任以来実現していない安倍総理大臣との首脳会談の可能性について、過去に会談によって逆に関係が悪化した例があるとしたうえで、「日本側の姿勢の転換が重要だ」と述べ、いわゆる従軍慰安婦を巡る問題での日本側の歩み寄りが必要だという考えを改めて示しました。 さらに、この問題について外務省の局長級協議で話し合いが続いていることについて触れ、「合意案ができても国民の考えに合わなければ意味がない」と述べて、韓国政府として厳しく対処
【ハーグ=中川孝之】ハーグでの25日の日米韓首脳会談で、安倍首相と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の顔合わせがようやく実現した。会談を前に安倍首相と朴氏は、オバマ大統領が見守る中で、握手を交わした。 だが、朴氏は硬い表情が目立ち、安倍首相への警戒感は解けなかったようだ。 「お会いできてうれしい」 日米韓の首脳が横並びに座った会談冒頭。安倍首相は朴氏の方を見ながら、韓国語で語りかけたが、朴氏は斜め下を向いたまま、目を合わせようとしなかった。 朴氏は、「(会談を)主催した米国の苦労が大きかった」とオバマ氏への感謝を述べた。しかし、安倍首相に向けた言葉はなかった。取材が許可された冒頭の5分間もぎこちない雰囲気に包まれた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く