デング熱を媒介する蚊の繁殖を押さえる目的で取り壊される、パナマ・パナマ市(Panama City)にある元国防軍司令官のマヌエル・アントニオ・ノリエガ(Manuel Antonio Noriega)将軍の自宅(2014年1月9日撮影)。(c)AFP/Rodrigo ARANGUA 【1月16日 AFP】パナマ政府は14日、デング熱対策として、遺伝子が組み換えられた蚊(GM蚊)を自然界に放出し、デングウイルスを媒介する蚊の繁殖を抑える計画を発表した。同国では今年、デング熱により既に6人が死亡している。 保健省のカルロス・ガルベス(Carlos Galvez)氏はAFPに対し、ブラジルとケイマン諸島ではこの方法で期待できる結果が出ているとしながら、「オスのGM蚊とデングウイルスを媒介するメスとが交尾することで蚊は繁殖できなくなる」と説明。また、GM蚊の餌は果物で人間の血を吸うことがなく無害だと
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