ゴミ箱に捨てられていた2匹のロットワイラー犬の兄弟、ハンクとブルータスは保護施設で保護され、2年前に兄弟そろって米ワシントン州にあるこの家の家族となった。 兄弟仲良く同じ家で暮らすことができ、これからいっぱい楽しいことが待っているというその矢先、突然ハンクが亡くなってしまった。1月20日、いつものように目を覚ましたブルータスだが、ハンクが一向に起きようとしない。飼い主男性が確認すると、ハンクは寝ている間に天国へと旅立っていってしまったことがわかった。 前日まで元気だったというハンク。ご飯もちゃんと食べたし、苦しがったりしている様子はなかったという。あまりの突然の出来事に動揺し、悲しみに暮れる飼い主だったが、それは犬のブルータスにとってもつらく悲しいものだった。 ブルータスは二度と動くことはないハンクの体の上に頭を重ね合わせ、その場を動こうとはしなかった。これまでに一度も見せたことのない悲し