【9月3日 Relaxnews】シャイな子どもは、おしゃべりで外向的なクラスメートと比べて就学前教育において存在感を失うリスクが高まり、学習能力に問題が生じる可能性もある――前週、米学術誌「学校心理学ジャーナル(Journal of School Psychology)」でこのような内容の研究論文が発表された。 新学期の初めにシャイで内気な行動を見せる子どもは、スタート時に不利な状況となるだけでなく、年間を通じて学習ペースが落ちる傾向も伺えるという。 論文の共同執筆者、米マイアミ大学(University of Miami)のエリザベス・R・ベル(Elizabeth R. Bell)氏は声明の中で、「とても内向的な子どもたちは『教室内での存在感が薄くなる』傾向にある。このような子供たちは問題を起こさないが、この時期の唯一の学びの場とも言える教室で活動や交流に積極的に関わろうとしない」と述べ