NHKの籾井勝人会長が18日に出席した民主党の総務・内閣部門会議は、籾井会長の発言を巡り大荒れになった。「(村山談話は)今のところはいいと思います。将来のことはわかりません。(当時と)政権が代わってですね、その人が『村山談話はいらない』と言うかもしれない」などと発言。過去の言動を巡り民主党議員と激しく言い争う場面もあった。 籾井会長は会議の冒頭、「部下の辞表を集めることは一般社会ではよくあること」とかつて発言したことについて、階猛・衆院議員から「よくあるとは言えない」と追及され、顔を紅潮させて「言葉尻の話ですか」などと反論。出席者から大きな怒号が飛んだ。やり取りの後に、籾井会長が「くだらん」と発言したことも問題視され、閉会後に階議員と籾井会長が言い争う一幕もあった。 一方、5日の記者会見で「(従軍慰安婦を番組で取り上げる可能性について)正式に政府のスタンスというのがよくまだ見えない。慎重に
お笑いコンビの爆笑問題が7日未明放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ系)で、NHKの正月番組に出演した際にネタを没にされたことを明かした。 【写真】「僕は宮崎駿が嫌い」…爆問・太田が毒ガス噴射 出演したのは3日放送の「初笑い東西寄席2015」。爆笑問題が政治家に関連したネタを演じようとしたところ、番組サイドへのネタ見せ段階でNGが出てしまった。 突っ込みの田中裕二は「一応、全部ネタはプロデューサーなり、ディレクターにネタ見せをやるんですよ。スポンサーがどうのって俺らには分からないところがあるから」と事情を説明した上で、「(NHKで)政治家さんのネタがあったんだけど、全部ダメって言うんだよな。あれは腹立ったな」と振り返った。 補足する形で相方の太田光が「要は全部、自粛なんですよ。これは誤解してもらいたくないんですけど、政治的圧力は一切かかってない。テレビ局側の自粛っていうのはあり
自民党は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、朝日新聞が一部の記事を取り消したことを踏まえ、日本の名誉を回復する必要があるとして、今後の海外に向けた情報発信の方策などについて検討を急ぐことにしています。 いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、朝日新聞はことし8月、自社のこれまでの報道を検証する特集記事を掲載し「慰安婦を強制連行した」とする日本人男性の証言に基づく記事について、「証言は虚偽だと判断した」として記事を取り消しました。 これを踏まえ、自民党は「虚偽の男性証言を基に、国連の委員会が日本に対し、国家としての責任を認めて公式に謝罪するよう勧告するなどの影響が広がっており、日本の名誉回復に向け、党としても取り組む必要がある」として、党内に特命委員会を新たに設けることになりました。 これに関連して安倍総理大臣は、「国ぐるみで女性を性奴隷にしたとの、いわれなき中傷が世界で行われている。誤報によって
NHKの籾井勝人会長は幹部を集めた4月30日の理事会で、放送法が定める公平性の原則について「一つ一つの番組で、それぞれやるべきだ」という趣旨の発言をしたことが複数の関係者への取材で分かった。放送全体を通して判断すべきだとする従来の政府見解を踏み越えた現場への要求で、波紋が広がりそうだ。 理事会では番組内容を検証する考査報告があった。籾井会長は4月の消費増税で不安を抱える高齢者を取り上げたニュース番組に対し、「(税率が)上がって困ったというだけではニュースにならない」「買いだめは無意味だと伝えるべきだ」という趣旨の発言をした上で、低所得者への負担軽減策の議論も紹介するよう求めた。 部下の理事たちは、「努力しており、いろいろな観点を、様々な機会をとらえて報道している」などと反論したが、籾井会長はあくまで同じ番組内で違う意見を取り上げるべきだと主張し、理事会は紛糾した。
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