初ゴール後の記者会見で、これからの課題を問われた香川。「もっと中央でボールを受けられるようにしたい。(中略)(プレミアでの活躍は)絶対にできる、という自信がある」 「昔はイングランドの人間が世界にサッカーを教えたと自慢していたのに、今はどうやら日本人にサッカーを習う時代になったみたいだ。マサ、あのカガワっていう選手は大したもんだよ」 オールド・トラッフォードのプレスラウンジで、2日ぶりにまともな食事にありついていると、後方から突然声をかけられた。香川真司の活躍に気をよくしているサポーターが、この手の話をしてくるのならばわかる。だが声の主は昔からつきあいのある知人、しかもFWA(サッカー記者協会)で会長をつとめてきたジャーナリストである。 しかも僕が話しかけられたのは土曜の午後2時。香川がフルハム戦で歴史的な初ゴールを決め、万雷の拍手を浴びる前だった。つまり現地イギリスの事情通の目から見れば
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