米カリフォルニア(California)州ロングビーチ(Long Beach)で行われたハロウィーンのパレードに赤ずきんの仮装で参加したこども(2012年10月28日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ Robyn Beck 【11月15日 AFP】「赤ずきんちゃん」の行き先は、おばあさんの家だったのかもしれないが、人類学者らの関心は、赤ずきんちゃんの由来とその話がどのようにして広まったのかにある──。 米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で13日に発表された最新の論文によると、英ダラム大学(Durham University)の人類学者、ジャミー・テヘラニ(Jamie Tehrani)氏率いる研究チームは、種の進化の生物学的研究に広く用いられている数理モデルを適用することで、有名な民話「赤ずきん」の「系統樹」に相当するものを作成したという。 今回のプロジェクトでは「