石碑の前でのほほんとくつろいでた猫。鷹揚としてて、人が近寄ったり撫でるぐらいは気にもとめないところがすばらしい(2014年5月 ソニー DSC-RX100M3) 撮影に行くぞ、ってときはそれなりのカメラを持って行くけど、普通の人は日常的にレンズ交換式カメラなんて持ち歩かないわけで(持ち歩いてる人がいたら、たぶんすでに普通じゃないと思う)。 でも、何気なく移動中にぱっと猫を見つけて撮りたいこともあるわけで、スマホで済むこともあればちょっとスマホだと難しいってこともあるわけで、そんなとき、バッグに常時入れても気にならないサイズで、猫がいたら「おっ猫だ!」とさくっと取り出して、さくっと撮ってなおかつ高画質なコンパクトデジカメがあったらいいなあ、と思うわけですよ。思いますよね。 その候補のひとつが出たのである。ソニーの「サイバーショット DSC-RX100M3」(実売価格9万5000円前後)。 こ
プロカメラマン受難の時代である。 その昔、カメラ自体が高価だった頃、一般の人々はカメラに触ったことすらなかった。 なので、写真を取れるというだけで「ほーっ!」っと羨望のまなざしが飛んできた。 日本では昭和30年代からカメラは普通の人でも触れるようになり、40年代には一家に複数台揃うようになった。 しかし、それでも操作はマニュアルなので、プロとアマチュアの差は歴然としていた。 平成に入ってフィルムカメラはオートフォーカスが主流に。しかしフィルムは24枚撮れば現像費も合わせて2000円以上が飛んでゆく。 シャッターは慎重に押すもので、当時テレビカメラマンとして超安月給で修行中の私は、フィルムカメラを覚えるのに素振りのようにフィルムの入ってないカメラで構図や露出を決めてシミュレーションを繰り返した。 ビデオの世界でも旅行に手軽にもって行ける『パスポートハンディカム』がデビューしていたが、その画質
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く