米首都ワシントン(Washington D.C.)の医療施設で患者から血液を採取する職員(2012年9月27日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chip Somodevilla 【8月1日 AFP】自殺を図る人々が共通して持つとみられる遺伝子変異を特定したとの研究論文が30日、米医学誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・サイキアトリー(American Journal of Psychiatry)」に掲載された。自殺リスクを予測する血液検査の開発につながる可能性のある成果だという。 この発見は、米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の研究チームが行った小規模な研究に基づいている。 論文の主執筆者で、ジョンズ・ホプキンス大医学部のザカリー・カミンスキー(Zachary Kaminsky)助教(精神医学・行動科学)は「自殺する危険性が高い人々を