生涯に12万体の木彫りの神仏像を彫ったとされる江戸前期の遊行僧、円空が晩年を過ごした岐阜県関市が、円空にちなんだ現代アート展を来年1月23~25日、名古屋駅前のミッドランドスクエアで開く。スナック菓子「うまい棒」に円空仏風の仏像を彫った約120体の「うまい仏(ぶつ)」が公開される。 この催しは「うまい仏~円空が眠るまち・岐阜県関市 現代アート展」。関市が観光客誘致と知名度アップを目指して企画した。 円空は全国を歩き、晩年、関市の弥勒寺の住職として過ごした。元禄8(1695)年に長良川河畔で自ら土に埋もれて入定した。市内には約290体の円空仏が残っており、その一部が市内2施設で展示されている。尾関健治・関市長は「いろんな世代に興味を持ってもらい、岐阜県の円空仏を見に来てもらえれば」と話す。
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