[レイキャビク (アイスランド) 23日 AP] 「火と氷の国」と呼ばれるアイスランドでは、霧に包まれた溶岩原が何かが潜んでいそうな不思議な景観をかたちづくり、「隠れた者たち」ことエルフ (小妖精) についての物語もたくさん伝えられている。何千ものエルフがアイスランドの荒野に住んでいると言われている。 よって、エルフが政治的な主張に関わってくるのも時間の問題だったのかもしれない。エルフを支持する人々が、大統領の公邸があるアゥルタネース半島とレイキャビク郊外ガルザバイルを結ぶ直通道路の建築計画の中止をアイスランド道路沿岸委員会および地方自治体に要求するため、環境保護主義者と手を組んだ。彼らは開発がエルフの生息地を荒らすことを恐れており、今回の対象地域にはエルフの教会があるため特に重要だと主張している。 建築計画は「ラバ (溶岩) の友人たち」という団体が起こした訴訟についてアイスランドの最高